第158回簿記3級検定試験を受けてきました

簿記

今回から大幅に形式が変わった簿記の統一試験。
少し前から始まったネット試験を紙でやるような感じになっていました。

まず、変更点などを中心に書いていきます。

変更点

  • 試験時間
  • 設問の数
  • 解答方法

試験時間

時間はなんと60分!

これまでの2時間から大幅に短くなっています。

もう、1ミリの余裕もありません。

設問の数

これまでの5問から、3問に減っています。

とはいえ、ボリュームはかなりありますし、
第2問は、その中で設問が二つに分かれています。
ですので、実質は設問4つという感じです。

解答方法

数字はそのまま解答欄に記入しますが、
語句は選択肢から選び、記号を記入します。
ちなみに、解答欄が何行もありますが、全てが埋まるわけではありません。

実際の試験の様子

試験の冊子

問題用紙、答案用紙、メモ用紙が1冊にまとめられています。

A4の冊子を開くと、
左側に問題、
右側に解答欄、
最後にメモ用の白紙ページがあります。

使いやすいのかどうなのかは、微妙。

第一問

第一問は仕訳問題15問!

始めが仕訳問題なのはこれまで通りですが、量が3倍です。
テンポ良く解きたいところですが、問題文をよく読まないと間違えます。
複雑すぎる問題はなかったように思います。

第二問

1問目が伝票に関する問題がいくつか。

2問目が減価償却についてでした。

この第二問が、どんな形で出題されるのか予想しづらく、一番複雑。
なのに点数配分はそれほど高くないそうです。
私は後回しにしました。

第三問

これはもうお決まりの、
決算整理仕訳から貸借対照表と損益計算書を作成する問題。

それほどボリュームはないのですが、問題文をよく読まないといけません。
落ち着いて解き、分かったところからパッパッと解答欄に記入していきます。

計算が合わなくても気にする時間はありません。
とにかく完璧よりも、部分点を狙っていきます。

まとめ

時間が短い!

実際に受験してみて一番の感想は、
とにかく時間が短い!

パッパッと解いていかねばいけませんが、問題文もよく読まないといけません。
もはや読解力を問われているのかと思うほどです。

第一問の仕訳問題は、できれば確実に押さえたいところ。

そして、第3問の決算の問題も配点が高く、確実に部分点が狙えるところも多いです。

一方、第2問は、
捉えどころがないというか、なんじゃこりゃという問題。

解いていく順番は…

というわけで、
解答する順番は

第1問→第3問→第2問

がベストなのかも。

確実に取れるところや、配点の高いところを先に解いていき、
余った時間で奇問っぽい第2問を解く。

私はこの方法で、なんとか最後まで解答することができました。
合格するかどうかは分かりませんが(^_^;)

今回大幅に形式が変わった簿記試験について、取りあえず駆け足で書いてみました。
これから簿記試験を受ける方の参考になれば幸いです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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