こんにちは。どんぐりです。
先日、くらし菜園の農園塾に参加してきました。今回学んだことは…
実はそれ、間違いなんです。
肥料が少ないと当然作物は育ちが悪くなります。
一方、多すぎるのも問題で、葉ばかりが茂って実がつきにくくなったり、吸収されなかった養分が土壌に残ってしまったりします。
植物の3大栄養素は
- 窒素
- リン酸
- カリウム
葉肥である窒素は、タンパク質を作り葉緑素の元となる栄養です。葉や茎に活力を与える効果があります。
実肥であるリン酸は、花や実の生長に活力を与える栄養です。
根肥であるカリウムは、根や茎・花や実・球根など植物全体の生長に大きく関わり活力を与える栄養です。不足すると植物全体の抵抗力が弱まり、病害虫の被害に合いやすくなります。
とまあ、どれも大切な栄養素ですが、
一番大切なのは窒素です。
最近は素人でも簡単に検査できるキットが売られています。
今回使ってみたのは「みどりくん」
植物の3大栄養素である窒素、リン酸、カリウムに加え、pHの測定ができます。
今回計ってみた畑の土は、
- 窒素5キログラム
- リン酸30キログラム
- カリウム30キログラム
リン酸もカリウムもたっぷり!
でも窒素がカラッカラで全然足りなーい!
なら肥料を足すか。
ちょっと待ったー!
肥料を入れる前にすることがあるぞ!
実は、作物ごとに必要な栄養素のバランスが違い、作物に合わせて土を作る必要があるんです。
なので、元肥を入れて土を作った後に「何を植えようかなぁ」なんて考えるのは
順序が違うと言うわけです。
うわー、これ今までやってたわ(T-T)
ちなみに農作物の施肥 基準(どれぐらいの肥料が必要なのか)は都道府県が栽培施肥基準を示している場合があります。これはホームページで調べられます。
https://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/hozen_type/h_sehi_kizyun/
今回はきゅうりを植えます。
奈良県の農作物政府基準によると、きゅうりの夏秋栽培路地の肥料は
- 窒素40キログラム
- リン酸20キログラム
- カリウム40キログラム
窒素があと25キログラム必要です。
リン酸とカリウムは充分足りているのでもう入りません。
ちなみにこの広さの基準は1反(10a1000平方メートル・300坪)が基準ですので、
ここから自分の土地の広さに換算します。
今回の畝の面積は大体10平方メートルなので、換算すると
100分の1で、必要量は
- 窒素250グラム
はい、もうこの辺で頭がこんがらがってきました。
ちなみに今回肥料は有機肥料を使います。
これは1つの栄養素だけが入っているわけではなく3つの全てが含まれています。
今回使う肥料は有機肥料6-6-6というもの。
窒素、リン酸、カリウムが6%ずつ含まれています。
この肥料1キログラムに、60グラムずつの窒素、リン酸、カリウムが入っているということ。
ここで1つ疑問が浮かびます。
あれ?欲しいのは窒素だけなんだけど。 どうしたらいいの?
こんなときには窒素を基準にします。
3大栄養素のうち一番大切なのは窒素。
窒素が多すぎても少なすぎてもいけません。
リン酸やカリウムは多少多かったり少なかったりしても良いようです。
と言うわけで足りない窒素250グラムを補うために
250 ÷ 60 =4.1666
約4キログラムの有機肥料を入れていきます。
畝に均等に巻いて、鍬でしっかりと混ぜていきます。
ふー、これでやっと土作りが完了。
マルチを敷いてきゅうりの苗の植え付けをしました。
今回はかなり頭がこんがらがる内容でしたが、大切なのは、
- 肥料の適正量を守りましょう
- そのために土壌分析をして必要な肥料の量を調べましょう
と言うことでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント
こんばんは🌃
おー
始めましたね😆
読ませて頂きながら
いろいろと
へーと思いながら
勉強になりました✨
ぼちぼち始めていますよー。
いろいろと勉強中です。
楽しいですよ。
ありがとうございます。